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工務店の工事原価管理を、Excelからシステムにする進め方

工務店・建設業更新 2026.10

この記事の要点
  • 現場ごとの材料費・外注費・人工を、予算と並べて見られないのが、Excelの原価管理のつらさです。
  • 会計や経理は今のソフトのまま。システムにするのは、現場別の原価をまとめて予算と比べる部分です。
  • 差が出やすい集計から小さく始めれば、費用も手戻りも抑えられます。

こんな状態になっていませんか

現場ごとの原価表がExcelのファイルで何本もあり、最新がどれか分からない
外注費や材料費の請求が届くのが遅く、工事が終わってからでないと利益が見えない
予算との差を見るのに、複数の表を行き来して手で合わせている
原価表の作り方が担当者ごとに違い、引き継げない

Excelで回す工事原価管理が、つらくなる理由

工事が数件のうちは、Excelで十分に回ります。つらくなるのは、同時に動く現場が増えてきたときです。

  • 材料・外注・人工の数字が別々の表にあり、現場ごとに集め直す手間がかかる。
  • 追加工事や変更が入っても、予算の表に反映し忘れる。
  • 計算式や並べ方が担当者の頭の中にあり、ほかの人が直せない。
  • 気づいたときには、原価が予算を超えていた。

どれも、数字を集める作業と、予算と比べる作業を人の手でつないでいることから起きています。

会計は今のまま、現場別の原価をつなぐ

会計や経理には、すでにお使いのソフトがあるはずです。そこまで作り替えると、費用も覚え直す手間も大きくなります。

株式会社LAIがシステムにするのは、現場ごとの原価をまとめて、予算と比べられる形にする部分です。会計処理や勘定科目の判定は行いません。

なお、出面表や工事伝票の紙をExcelにデータ化したいだけなら、出面表をExcelにデータ化する方法のガイドが参考になります。

システムにすると、何が変わるか

いま(Excel)システムにした後
集める現場ごとのファイルに手で入力する現場を選んで、費用をひとつの場所に入力する
見る複数の表を行き来して合わせる現場別に、予算と実績を並べて見られる
気づく工事が終わってから分かる工事の途中でも、予算との差を確かめられる
引き継ぎ担当者の頭の中にある誰が見ても同じ画面で確かめられる

上は作り込みの一例です。どこまで作るかは、会社のやり方に合わせて決めます。

小さく始める進め方

  1. いまの原価表を見せてもらう名前だけでも構いません。どこで手間がかかっているかを一緒に確かめます。
  2. 差が出やすい集計から作る全部を一度に作らず、効果の大きいところから始めます。
  3. 実際の現場のデータで試す使いにくい所を見つけて直します。
  4. 使いながら直す使ってみて出てきた要望を反映し、運用が根付くまで一緒に直していきます。

費用が決まる要素

  • 同時に管理する現場の数と、見たい項目の数
  • 費用を入力する人数と、入力のしかた(画面入力か、紙の読み取りか)
  • 予算や実績の表の形(いま使っている表に合わせるか)
  • 今の会計ソフトとのデータのやり取りの有無

費用は作るものによって変わるため、内容を伺ってからお見積もりします。紙の出面表や伝票を読み取ってExcelにするだけで足りる場合は、自社サービスのカミデジ(月額9,800円・税抜)で始められることもあります。

よくある質問

Q今お使いの会計ソフトは入れ替えますか?+

いいえ。会計や経理の処理は今のソフトのままです。私たちが作るのは、現場ごとの原価をまとめて予算と比べる部分です。

Q出面表や請求書の紙は、どう取り込みますか?+

紙のまま読み取って取り込む形も、画面から入力する形も選べます。出面表や伝票を紙からExcelにするだけで足りる場合は、カミデジで始められます。

Q工事の件数が少なくても頼めますか?+

はい。いちばん差が出やすい集計から小さく作るので、件数を問わずご相談いただけます。

現場別の原価、
どこから楽にできるか。

いまの原価表の名前だけでも構いません。いちばん負担の少ない進め方と費用をご提案します。