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設備の保守点検の履歴を、点検表のExcelからシステムで管理する進め方

製造業・設備を持つ事業所更新 2026.11

この記事の要点
  • 設備の点検管理がつらくなるのは、履歴と次回の予定が、設備ごとのシートや紙に散らばるときです。
  • システムにするのは、設備ごとの履歴を1か所にまとめ、次回の予定が近いものを一覧で見られる部分です。
  • 点検が必要かどうかの判断は人が行い、システムは登録した周期に沿って予定を表示します。

こんな状態になっていませんか

「この設備、前に点検したのはいつ?」を、ファイルや紙の束から探している
次回の点検日を表に書いていても、見落としが出る
点検の記録と、修理の記録と、部品交換の記録が、別々の場所にある
設備の数が増えて、台帳のシートが増える一方になっている

点検表のExcelが、つらくなる理由

設備が少ないうちは、設備ごとにシートを作って点検の記録を残す形で十分に回ります。つらくなるのは、設備の数と点検の種類が増えてきたときです。

  • 設備ごと・点検の種類ごとにシートが増え、全体を見渡せなくなる。
  • 次回の点検日を、人が計算して書き込んでいる。書き忘れや計算違いが出る。
  • 点検・修理・部品交換が別の表にあり、ひとつの設備の履歴をたどるのに手間がかかる。
  • 担当者が替わると、表の見方と更新の手順が引き継がれない。

どれも、設備ごとの履歴と次回の予定を、人の手でつなぎ続けていることから起きています。

システムにするのは、履歴と次回予定の部分

点検の方法や、点検が必要かどうかの判断は、現場の知識で決めるものです。システムにするのは、その判断を支える記録の部分です。

  • 設備ごとの点検・修理・部品交換の履歴を、1か所にまとめる
  • 設備ごとに登録した周期から、次回の予定を表示する
  • 予定が近いもの・過ぎているものを、一覧で見られるようにする
  • 点検の結果と、気づいたことを、あとから探せる形で残す

法令で定められた点検の要否や、適合かどうかの判断は、システムでは行いません。決めた周期と結果を記録し、見える形にする役割です。

システムにすると、何が変わるか

いま(Excel)システムにした後
履歴設備ごとのシートや紙に散らばっている設備ごとに、点検・修理・部品交換がひとつにまとまる
次回の予定人が計算して表に書き込む登録した周期から表示され、近いものが一覧で分かる
探しやすさファイルを開いて探す設備名や時期で絞って探せる
引き継ぎ表の見方が担当者の頭の中にある誰が見ても同じ画面で確かめられる

上は作り込みの一例です。どこまで作るかは、お客様のやり方に合わせて決めます。

小さく始める進め方

  1. 今の点検表と、台帳の作りを見せてもらう設備の一覧と、点検の種類、記録の取り方を伺います。名前だけでも構いません。
  2. いちばん抜けが怖い設備・点検から作る全設備を一度に載せず、期限を落とすと困るものから始めます。
  3. 実際の点検で使ってみる現場で記録していただき、入力しにくい所を直します。
  4. 設備を足しながら、使いながら直す運用が根付くまで、設備や点検の種類を広げ、要望を反映します。

費用が決まる要素

  • 管理したい設備の数と、点検・修理の種類
  • 履歴を記録する方法(タブレットなどでの入力か、手書きの点検表の読み取りか)
  • 見たい画面の種類(設備ごとの履歴、予定の近い順、点検の抜けの一覧など)
  • 今の台帳のデータを取り込むかどうか

費用は作るものによって変わるため、内容を伺ってからお見積もりします。手書きの点検表を読み取ってExcelにするだけで足りる場合は、自社サービスのカミデジ(月額9,800円・税抜)で始められることもあります。

よくある質問

Q法令で決まっている点検の判断もできますか?+

いいえ。点検が必要かどうか、適合かどうかの判断はシステムでは行いません。ご自身で決めた周期と、点検の結果を記録し、予定が近いものを見える形にします。

Qいま手書きで記録している点検表は、そのまま使えますか?+

はい。紙の点検表を読み取って履歴に入れる形も選べます。記録の取り方は、現場のやり方に合わせて決めます。

Q設備の数が少なくても頼めますか?+

はい。期限を落とすと困る設備だけを載せるところから始められます。数が増えたら、あとから足せます。

設備の点検、
どこから楽にできるか。

いまの点検表や台帳の名前だけでも構いません。いちばん負担の少ない進め方と費用をご提案します。